断食道場でスタッフをしている断食くんです!
私の働いている断食道場にいらっしゃるお客様のほとんどは、挫折することなく断食をやり遂げて帰られていきます。
このブログでは、私が断食道場で学んだ、誰でもできる断食方法を発信しています。
今回は、断食をすることでどのような効果が得られるのかまとめてみました!
ちなみに断食道場に来られる方が断食(ファスティング)に挑戦する理由として一番多いのは「痩せたいから」です。
しかし、断食にはダイエット以外にも素晴らしい効果が盛りだくさん!
皆さんが断食に取り組む際のモチベーションが上がればと思い、断食の効果をまとめてみました!
断食することで得られる効果
主な効果は次の7つです。
効果① 胃腸を休ませることができる
効果② 古い細胞が新しい細胞にリサイクルされる
効果③ 若返り遺伝子の活性化
効果④ 体内に溜まった不要なものが排泄される
効果⑤ 免疫力が高まる
効果⑥ 痩せやすい体質になる
効果⑦ カロリーを制限するので痩せる
結論だけお伝えするとこんな感じなのですが、これだけだと納得できないと思うので、ここからはそれぞれの効果について、少し詳しく説明していきますね!
効果① 胃腸を休ませることができる
現代人の1日3食という生活では、胃腸は休むことなく働いています。
断食で空腹の時間を作ることにより、胃腸の休む時間を確保し、本来の状態に近づけることができます。
胃腸を休ませるだけで倦怠感が解消されることもあります!
効果② 古い細胞が新しい細胞にリサイクルされる
オートファジー機能とは、ノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典教授が解明した「細胞のリサイクル機能」です。
オートファジーによって身体の細胞を新しくすることで、重要疾患の抑止や老化予防の効果が期待できます。
「16時間」の空腹状態を作ることで、オートファジーのスイッチが入るといわれています。
オートファジーについて詳しく知りたい場合は、こちらのリンク先を見てみてください⇩
オートファジー研究が開く医学の新境地(2017年秋号)
参考:https://www.kantei.go.jp/jp/headline/contributing_worldwide/oosumi.html
効果③ 若返り遺伝子の活性化
空腹時には若返り効果のあるサーチュイン遺伝子という遺伝子が活性化します。
金沢医科大学の古家大祐教授の研究によると、サーチュイン遺伝子は免疫細胞の活性化、血管の老化を抑える、傷ついた遺伝子の修復など、数えきれない効果があるとのことです。
結果的に、全身の細胞を再活性化させ、若々しい身体をキープすることにつながります。
サーチュイン遺伝子について詳しく知りたい場合は、こちらのリンク先を読んでてください⇩
参考:https://www.nig.ac.jp/nig/ja/2013/08/research-highlights_ja/20130830.html
効果④ 身体にたまった不要なものが排泄される
身体は消化吸収という仕事がなくなると、今度は溜まった不要なものを排出する仕事をするようになります。断食をすることで、身体に溜まった不要なものを外に出すことができます。
普段は吸収することで忙しい消化器官ですが、断食をすることによって排泄を活発に行うようになるのです。
効果⑤ 免疫力が高まる
断食を行うと腸内環境が整うといわれています。
腸内環境が整い、善玉菌の働きが活発になると免疫力の向上につながるといわれています。
また、、断食は白血球の産生を加速させるといわれています。
白血球は、体を細菌やウイルスから守る免疫機能を持っているので、断食で断食白血球を新しく作りだすことで免疫力の向上につながると考えられます。
効果⑥ 痩せやすい体質になる
オートファジー機能がスイッチオンになり、サーチュイン遺伝子が活性化することでミトコンドリアが新しくなり、活発になります。
ミトコンドリアは人間の細胞全てに存在していていて、糖や脂肪を燃やしてエネルギーに変える働きをするので、ミトコンドリアが活発になることで代謝が上がり、痩せやすい体になります。
効果⑦ カロリーを制限するので痩せる
断食をすると、当然ですがカロリーをほとんど摂取しないのでダイエット効果が期待できます。
ダイエット効果を実感したいなら、3日間以上の断食をするか、週1回の断食を毎週行うことがおすすめです。
食事をやめてから、だいたい8時間程度で体内の糖分はなくなります。
36〜48時間は、血液、筋肉が分解されてエネルギーとなります。
身体が飢餓に耐えるための仕組みですね。
48時間以上断食を続けると、ようやく本格的に脂肪をエネルギーに変えていきます。
ここからが脂肪を燃やす本番ですね。
なので、結果を早く出すダイエットがしたいのであれば、最低でも3日間以上の断食が効果的です。
重要:ダイエット目的で断食をする方の注意点
ダイエット目的で断食する場合の注意点をまとめました。
・断食後は暴飲暴食に走りやすい
・1日間の断食1回ではほどんどダイエット効果がない
・1日間の断食1回では痩せやすい体質に変わることはない
上記の内容を理解せずに断食した場合、思うように結果が出なかったり、逆にリバウンドする可能性があるので注意しましょう!
暴飲暴食は、回復食をしっかり摂ることである程度緩和できます。
断食後もすぐには普通の食事に戻さず、回復食で身体を慣らしてから日常に戻りましょう。
ダイエット効果や痩せやすさについては、下記を心がけましょう。
・1日間の短い断食を習慣化する 例)毎週月曜日は断食するなど
・徐々に長期間の断食にチャレンジしてみる
短い断食を1回行っただけでは、大きな効果は期待できません。
焦らず、長期スパンで考えることが大切です。
まとめ
それでは、ここまで紹介した断食の効果を簡単にまとめますね!
・断食によって胃腸を休ませることができる⇨胃腸が本来の健康な状態に近づく
・オートファジー機能で細胞がリサイクルされる⇨重要疾患の抑止や老化予防になる
・サーチュイン遺伝子が性化する⇨全身の細胞を再活性化させ、若々しい身体をキープ
・体内に溜まった不要なものが排泄される⇨体内のリフレッシュ
・腸内環境が改善される⇨免疫力が高まる
・ミトコンドリアが活性化して代謝がアップ⇨痩せやすい体質になる
・食事を制限することで摂取カロリーを抑える⇨痩せる
この記事を読んで「断食に挑戦してみたい」と思った方は「断食は何日すればいいのか」について書いた記事があるので、こちらを参考にしてください⇩
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